リクガメも熱中症にご用心!

リクガメも熱中症にご用心!

こんばんは。まだ残暑が厳しいですね。

なんと昨日リクガメハウスの中は最高35度に達しそうになりました…。

午前10時で室温が34度に!

リクガメ熱中症

みんなご飯もよく食べて、いつも通り休んでいた様子でした、流石に熱中症が怖いので扇風機を弱くかけて保冷剤をハウスの上に設置し簡易エアコンで対策しました。

リクガメって熱中症になるの?

種類にもよりますがリクガメは基本的に暖かい環境にいる動物です。

西ヘルマンリクガメ の場合25〜30度が適温と言われています。

寒さに弱く暑さには強いイメージがあり熱中症にはなりにくいだろうと思っていましたが

…リクガメも熱中症になるのです。

アイドル(元ギャング)を飼い始めた6月下旬頃、日光浴とお食事を兼ねて庭に出していたところ熱中症になってしまいました。

熱中症になった前の日が少し冷えたので、少し動きが鈍くなっていたので体を温めた方がいいだろうと判断してしまい熱中症にしてしまったのです。

その当時の状況をまとめてみました。

6月下旬 11:00頃

気温 31度程度

庭の小松菜が植えてあり他の植物で日陰ができているところにギャングを連れて行ったところ、いつもなら元気に歩くところを日陰でじっとしていたのです。

体温が上がるまで待っているのかな?と思い5分ほど観察していたのですが活発には動かず、大好きな小松菜を近くまで持って行っても食べない。

さらに5分ほどするとなんだか様子がおかしいので、家の中に入れることに。

甲羅もだいぶほかほかしていました。

すぐに「リクガメ 熱中症」で調べてみると

熱中症の症状について

・ぐったりする(動きが鈍くなる)

・エサを吐く

・口が開いたままになる

・泡を吹く

といった状態が挙げられています。

熱中症になったときの応急措置として

・水(ぬるま湯)で全身を冷ます

・風通しの良いところに避難させる

等があります。

急いでアイドルにぬるま湯をかけましたが、数分後、口からぶくぶく泡を吹いてしまったのです。

事前に調べていた病院は休診日…。家の近くの動物病院からしらみつぶしに電話をかけて見つけたのが近くの病院は犬猫専門の病院が非常に多く、なかなかリクガメを診られる病院がありませんでした。

ようやく見つけた最近開院の小動物専門の病院で診察をしてもらい、言われたのは

「熱中症は臓器に影響を及ぼすこともあり最悪の場合、衰弱死の可能性がある。」ということでした。

その日は点滴を打ってもらい様子をみることにしましたが、ぐったりしたリクガメの顔をみる度、外に出したことを本当に後悔し申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

2日後には普段通り食べて動き回って、いまは元気いっぱいですが大切なリクガメが熱中症になる前にリクガメと気温について知っていただければと思います。

リクガメは変温動物

変温動物は、自力で体温を安定的に保つことができません。地面からの熱や空気の温度に影響を受けやすいため、気をつけないと体調を崩す原因になります。もし、散歩等で外に出す場合、外気温が高い昼の時間は避けましょう。特に熱されていたり乾いていたりする土やアスファルトの上は熱中症のリスクが大きく危険です。

室内も30度を超えた場合、扇風機やエアコン等での室温の調整・昼夜で温度差が大きい今の時期はこまめに温度・湿度をチェックもしましょう。

事前にリクガメの診察ができる病院を探しておくと、万が一のことがあっても安心です。

人もカメも熱中症には十分ご注意を!

動物病院まとめサイトで調べたところ

calooペットというサイトが見つかりました。爬虫類対応の病院も500院ほどある様です。

https://pet.caloo.jp/

もしもの時のため、近くの定休日の違う病院を把握しておいたほうが安心です。